季節がひとつ過ぎる度
ちょっと寂しくなる
降り落ちるすべてが
手を振って消える
街中揺れてる木陰を
踏みつける群れの
色とりどりのシューズ
よりどりみどりのスタイル
季節がふたつ過ぎる度
ちょっと寂しくなる
照りつける光が
抱きしめてくれる
街並み揺れてる景色を切り取って
日々の色恋も全部
溶け出して流れた
さよなら
さよなら
流れたはずの時が戻るよ
さよなら
さよなら
流したはずの涙がいつも
季節がみっつ過ぎる度
ちょっと寂しくなる
枯れかけた美空が
遠のいて暮れる
街翳入り組む夜風と
戯れる髪の
色も途切れてく
映ったガラスは暗い
季節がよっつ過ぎる度
ちょっと寂しくなる
慣れかけたにおいが
嘲笑って消える
待ち合わせの場所はいつも
流れてく群れの
色をつけてゆく
白黒な思いも
さよなら
さよなら
流れたはずの時が戻るよ
さよなら
さよなら
流したはずの涙がいつも
さよなら
さよなら