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  • 執筆者の写真レイ ハナザワ

Kisetsu

季節がひとつ過ぎる度

ちょっと寂しくなる

降り落ちるすべてが

手を振って消える

街中揺れてる木陰を

踏みつける群れの

色とりどりのシューズ

よりどりみどりのスタイル

季節がふたつ過ぎる度

ちょっと寂しくなる

照りつける光が

抱きしめてくれる

街並み揺れてる景色を切り取って

日々の色恋も全部

溶け出して流れた

さよなら

さよなら

流れたはずの時が戻るよ

さよなら

さよなら

流したはずの涙がいつも

季節がみっつ過ぎる度

ちょっと寂しくなる

枯れかけた美空が

遠のいて暮れる


街翳入り組む夜風と

戯れる髪の

色も途切れてく

映ったガラスは暗い

季節がよっつ過ぎる度

ちょっと寂しくなる

慣れかけたにおいが

嘲笑って消える

待ち合わせの場所はいつも

流れてく群れの

色をつけてゆく

白黒な思いも

さよなら

さよなら

流れたはずの時が戻るよ

さよなら

さよなら

流したはずの涙がいつも

さよなら


さよなら




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